鉄屑のブログ

鉄製フイルムが好きな時に書きます

僕のα-807si

人と会わなくなると独り言が増える。ここ最近、記事の更新が多いのはそういう理由からである。

 

 

少し前に、ヤフオクでα-807siを落札した。1円出品だったが、一向に落札者が現れずに再出品を重ねているのに見兼ねたのだ。確かに状態を伝える写真は少ないし、どれもブレていた。でもα-807si、説明書、35-70/4 、ミニカメラバッグ  という魅力的なセットなのに一人も落札者がいなかったことは不思議だ。

 

送料が加わり、911円でこのセットが手に入った。

 

届いた。

 

α-807si : 良好。外観も、グリップ割れどころか白化すらしていない。説明書も状態は良い。

35-70/4 : ズームリングの白化もなく、レンズ内は綺麗で実用上問題ない。ちなみにこのレンズ3本目。

カメラバッグ : これは普通だ。壊れようがない。実用で役立つだろう。

2CR5電池 : なんと新品の電池が付いてきた。買おうとすればひとつ1300円はするので、金欠マンには有難い話。

 

なるほど。僕がこのセットに値をつけるなら5000円は下らない。

 

 

ん?撮影途中のフィルムが入っている。

ええいこのまま撮影し切ってしまへ。

 

そんなこんなで撮った画像がこちらです。

 

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おそらく使用期限が切れていて低コントラストっぽくなっているが、まぁそれも趣である。

本当は、例のお父さんが撮った写真もシェアしたいところだけど、著作権的にどうなのかわからないので、やめておく。ごめんなさい

 

使い心地は上々。α- si世代は「好性能」をウリにしていたから、多くのユーザーに寄り添うようなUIである。親指AF然り、アイスタートの切り替え式への変更然り。

おそらく、不人気だった前世代のα-xi世代の反省も含まれているだろう。

 

とにかく、使い心地はαシリーズの中でも良い方だ。性能もいいから実用上なんの障害もない。

 

遠くの地でひとりのお父さんが大切にしていたカメラだ。ようこそ。きっと大切にしよう。