悲運の旗艦機 α-9xi
数日前、α-9xiを手に入れた。
この機種はミノルタの中でも不評だったα3世代の最上位機種である。
デザインと機能の面で不評だったらしい。
デザインねぇ....たしかにα1,2世代目と比べるとデザインはだいぶ変わったけど、この時代(1992年)なんてみんなそんなもんでしょ?ほら、トヨタ・ソアラだってそうじゃん。
僕は大好きこのデザイン。「一番スタイリッシュなカメラは?」と聞かれたら迷わずこれ。カメラではなくモノとしてかっこいいよね。
そうだそうだ。この曲線が見たくて買ったのだ pic.twitter.com/aBXEnNm5kk
— 鉄製フイルム (@Roushot_Iron) 2019年9月10日
そして機能的問題。これはα3世代の大きな不評ポイント。「ゼロタイムオート」といって、カメラを構えた途端にAF・AE、さらには画角まで決めてしまうという機能をつけてしまったのだ。これがすこぶる評判が悪かった。(おそらくこれの反省としてα4世代からはユーザに寄り添ったUIになった)
さらに、独自の操作系を持っているので複数のカメラを運用している人にはなかなか慣れなかったと言うのも不評の理由の一つだろう。これはまぁ慣れろって話。
アルファで"9"が付くカメラはプロ機ということなのだが、「α-9000はプロ機だけどα-9xiはただの最上級機だ!」と言い張る人もいるくらい、好き嫌いが激しいカメラのようだ。
しかし、今となっては昔の話。リーズナブルに最上級機を手にできるチャンスだ。ぜひご検討いただきたい。
不評が多いって?良いものほどアンチがまとわりつくものだ。
とにかく、曲線デザインが好きな人は、一度見て一度持てば惚れるだろう。
それでは。