奥新川
5000万年ぶりの更新。鉄製フイルムです。
コロナが世の中を騒がせ、不要不急の外出を自粛する風潮の中、ふと思い立って奥新川へ行ってきました。(密を避けりゃいいんだよ密を避けりゃ
JR仙山線 奥新川駅は仙台市青葉区にある秘境駅です。(なんと宮城県庁や仙台駅があるのも仙台市青葉区である!)
で、駅周辺に何があるわけでもなく、今はやっていない食堂と誰が見るかも分からない掲示板のみ。
いくつか散策コースがあるらしく、行ってみました。
駅を出て左へ。歩いて30秒ほどで未舗装路。
寒いわ道悪いわすぐ右は崖だわで一人だと結構怖いです。熊が出そう。
こんな道歩かせてその先はさぞきれいな景色が待っとるんだろうな??
…
........
えっ…ここまでの苦労は…?
わくわくの冒険心をその日の強風が吹き消した…
折れそうな心で駅まで戻り、次は逆方向へ。
舗装路でした。よかった。
とはいえ森に囲まれた一本道で僕一人だけ。チョトコワイ…
ずんずん歩いていくと…
ようやくそれっぽいところについた。長い道のりだった…
↓以降写真撮影バリバリタイムです。
以上。
コロナで心身共に腐りそうだった僕にはいい毒抜きになりました。
以上、仙台駅から電車一本で来られる秘境 奥新川でした。
皆さんも密を避けて写真を撮ろうね。
ミノルタ XE 愛を込めて
こんちわ。鉄製フイルムです。
minolta XE
こんな感じのカメラ(レンズにピントが合ってしまった。申し訳ございますん)
ハードオフのジャンクから拾ったのが出会いであった。
MINOLTA XE & MC ROKKOR PG 50mm f1.4 〜小文字ミノルタストを添えて〜 pic.twitter.com/q6rfbaOtja
— 鉄製フイルム (@Roushot_Iron) February 26, 2019
ちょちょっと修理して今でも使っている。
XE、激推しカメラである。
1974年、ミノルタのXシリーズ第二弾として投入され、アイピースシャッターなど、兄にあたるプロ機・X-1譲りの機能も見受けられる。
しかし、この機の良さは見ただけではあまり判らない。外観からはわからない良さがあるのだ。
軽く滑らかな巻き上げ、ふわりと動く露出メーター、爽快なシャッター音。これこそがこのカメラの良さだ。
「なんだそれだけか」と侮るなかれ。この3つが最高に良いので一枚一枚撮るのが楽しいのだ。上記3点の他、散りばめられた多くの配慮を一つ一つ見ていくと、如何にすればストレス-フリーな撮影ができるかが考え抜かれたカメラだと感じる。
2つほど言おう。
モータードライブが欲しければ、他のカメラを当たって欲しい。しかしXEにはそんなものは要らない。これは決して言い訳の類ではなく、それだけ巻き上げに関してのストレスが無いという話なのだ。
そして残念ながら、このカメラには数多の撮影機能や抜きんでたカタログスペックは無い。しかし、何にも勝る究極の使い心地がそこにあるのだ。数値に現れない以上、実際に触れてみなければ分からないだろう。
断言する。XEは非常に優秀なカメラだ。
、、、とここまで早口で喋ったが、このカメラに対する感情はもはや愛である。以降語彙力皆無タイムです。見なくても良いです。
適度な重さは所有欲を満たしてくれるし、ブラックボディはすっごいかっこいい。露出メーターの針とか巻き上げの滑らかさは優雅ささえ感じる。あとちょっとえっちい感じもする。
オートロッコールも似合うし前期MCも似合うしかっこいい。嗚呼かっこいい。てかかわいい。かわいくない?まって無理尊いぴえん🥺(深夜テンションです大目に見てあげてください)
じゃあね。
MINOLTA MD-1(モータードライブ1) 修理的な
久しぶり。あけおめ。鉄製フイルムです。
ブランクがあったのには理由がある。すっかり忘れていたのだ。
新年一発目はタイトルの通り、ミノルタのMF一眼用のモータードライブについてだ。
この記事を覚えているだろうか。たまたまジャンクカゴから1kでX-700を救出した話である。
あのX-700で撮影、現像し、概ね問題ないと分かったのは1月3日。
問題ないと分かれば次は.....モードラだろう!!と思い立ち、ヤフオクで落札してしまった。1月6日のことである。
2500円で送料無料?いいねぇ....ポチッ
そんなこんなで手に入れたモードラ、外見はまあまあだったが、電池を入れてもモーターが動かない。
ちょっと待て。
— 鉄製フイルム (@Roushot_Iron) 2020年1月9日
レリーズは効くがモーターが動いてない。教えてエロい人 pic.twitter.com/K1mTH8AKMu
嗚呼、文鎮を掴まされたか....と諦め、一時死蔵モードに。
ツイッターの頼れるお兄さんや、先人達の残したブログを参考にしても改善されずモヤモヤしていた。
ある日、モードラ本体の電池ボックスを出し入れしていたら、奥まで挿し切る(カチッとストッパーが鳴る)直前でモードラ本体のランプが強く点灯することに気がついた。さらに、その状態では全く問題なく動作することにも気がついた。
電池ボックス、最後まで挿すと接続が悪いらしく、カチャッとなる直前で止めると..... pic.twitter.com/jamiKX9EdN
— 鉄製フイルム (@Roushot_Iron) 2020年1月16日
なるほど、ただの接点不良だな?
まぁ幾年も使われずに放置されていたら接点も酸化するだろう。ここまで来ればこちらのもの、割り箸にサンドペーパーを巻き付け、電池室奥の接点を丹念にコスコス.....
すると......
はい。接点不良も解決。完全体になりました。やったぁ...!泣 pic.twitter.com/MHYSXzpvSr
— 鉄製フイルム (@Roushot_Iron) 2020年1月16日
生き返った。生き返らせた。
稔田を
— 鉄製フイルム (@Roushot_Iron) 2020年1月16日
わが社とぞ思ふ
猛銅羅の
接点不良も
なしと思へば
亀倉道長
まさにこんな気持ちである。
まとめると、
・カメラ本体を巻き上げないで、電池ボックスを完全に挿れ切らない位置でランプが付くかどうか
・ランプがついたらその状態でモーターが動くかどうか
・動いたら接点不良、電池ボックスか電池室の接点を磨こう(動かなかったらモーターが逝ってる可能性微レ存、http://shimpeio.yu-nagi.com/CAMERA/X500/X500.htm#X500TOP こちらのブログも参考にされたい)
ちなみにモータードライブの赤いランプは[モーターが巻き上げ中]を意味するっぽい。
以上。またね。
お散歩 〜野蒜〜
すっかり冬だ。雪は降っていないが冬だ。
実際季節なんてものは個人の感性に委ねられているのだと思う。立冬立夏は信じるな()
さて本題に移ろう。先日ふと思い立って野蒜駅に行ってきた。
野蒜駅は、宮城県東松島市にあるJR仙石線の駅で、宮城県の難読駅として紹介されることもある駅だ。(読み方は「のびる」)
駅舎は新しめで高台にあり、遠くに海が見える。
こんな感じ↓
仙台駅から電車に揺られて1時間ほど、仙台駅から数駅は地下駅だが、その後地上に出て、途中からは海が見える。車窓から海が見えるのは本当に興味深い。普段は家から木くらいしか見えないので非常に新鮮だった。
駅周辺には新しめの家が並んでいたが、見た限りでは海の方には何もなかった。「海が近いようだし砂浜にでも行ってみよう」と思ったがどうやら今は行けないらしい。
そう、ここ野蒜駅は3.11大震災で甚大な津波被害を受けた駅の一つであったのだ。
大震災以来、一部不通となっていた仙石線が2015年に開通し、この野蒜駅も高台に移転して再開された。
大きな被害を受けた旧駅は現在営業には使われておらず、震災遺構としてプラットホームごと保存され、駅舎の二階部分は資料館となっている。
旧駅はそのまま残されている。
旧駅舎。右端の方をよく見ると、3.11当時の津波高さが書いてある。3.7m、想像もつかない。
駅舎の中では津波の映像資料が流れていたが、スクリーン越しでも怖くなるような映像であった。「津波到達3分後には町全体を飲み込んだ」といった説明があったときには戦慄した。
特に計画も持たず、野蒜のこともほぼ知らないまま来た。しかし実際来てみると大きな学びがあった。(無計画散歩はこういう醍醐味がある。)
帰りは野蒜駅から西に2キロくらいにある東名(とうな)駅まで歩きそこから乗車。
この駅も震災で大きな被害を受けて高台へ移転した。
今回の散歩、車窓は綺麗だし、とても有意義であったし、仙台から片道590円で来られるし、とてもいいコースなのではないだろうか。仙台で暇を持て余したって人にはオススメできます。
以上。
ROLLEI RETRO400
初めて使ったフィルム。僕にしては珍しくモノクロで撮ったので撮ったよという報告だけ(フィルムのあれこれについては詳しくないから書かない)
機材はα-9、レンズは.....しょっちゅう付け替えたから覚えてない。暗めのシチュエーションが多めだったからアンダーめなのが多かった。
ふむふむ、、これはまあまあ適正なのでわ?おそらく分割測光かつPモードで撮ったしいい感じの18%グレーというか()波紋もしっかり見えるし水溜りの反射も見えるし。
これは少し空に引っ張られてしまったかしら。夕暮れ時だったから色々難しいし基本的にPモードで撮るからしょうがないか()
これは日没直後くらいの街中。これもローコントラストっぽくなってないってことはまあまあいい感じの露出なんじゃないかしら。
これはあれですね、スポット測光で撮るべき場面ですね。スポット測光に露出補正+0.5〜1.0くらいだったかしら。ええやん。
この構図、イケイケ仙台フォトグラファーが撮りがちなやつ() これも空に引っ張られてアンダー気味かなぁ。でもまあ電柱のごちゃごちゃ感写ってるしいいでしょ()
あい。こんな感じでした。いやあ、、、α-9は撮ってて楽しいし、モノクロはいつもと違うような気がして面白かった.....
モノクロはまだまだ分からないことが多いから、デジタルでもたまに撮りつつ、いろんなフィルムを試してみたい。そしてアクロスⅡはやく出ろ()
物欲の秋、写欲の秋
久しぶり。
すっかり秋である。冬だと疑いたくなるほど寒い。
fキン暑い(8月)→fキン暑い(9月)→fキン寒い(10月)
落差で殺しにきている。みんなも風邪には気をつけようね。
今回も機材の話だ。
「コイツいつも機材買ってるよな....あく撮れよ」、そう言いたい方もいるだろう。
全くもってその通りである。
いつも通りジャンクを漁っていたときのこと、ぼくのミノルタセンサーに異常なくらい反応するブツがあった。
ミノルタ AF 100mm F2.8 MACRO
カビてはいるが、金欠ミノルタンにとっては腐っても鯛、カビ以外に不調は見当たらないし1000円だったのでその場で拾った。
とりあえず表面のカビだけ取ってα700で試写してみると、ほぼ影響がなかった。あれ?これ厳密なカビとりせずとも実用できるんじゃ....?
これだからジャンクは(喜)
外観は至ってきれい。美しい。
被写界深度テスト。最短キョリ&開放。ピント面という言葉を実感できる....
マクロレンズにしてみれば、ただの有刺鉄線だって映えてしまうのだ。
ええやん(確信)
また相場の1/10以下で機材を手に入れてしまった........
そして買ったレンズを気軽に試せるデジ機はいいねぇ.....
以上。おつかれした
秋
秋である。
以上である。