ミノルタの名機 α-7
お久しぶりでございます。鉄製フイルムです。
今回は、私の持っているカメラの中で最も新しく、最も高機能なカメラ、
ミノルタ α-7
をご紹介するぜ。
このカメラは高機能なだけでなく、わかりやすい操作が特徴で、デジタルの延長線的にフィルムカメラを始める人にもおすすめ。
経緯
ミノルタαは「αショック」と言わしめたα-7000の発売以降、訴訟を起こされて大負けしたり、良かれと思っていろいろ自動化させたらあまり売れなかったり、、など紆余曲折あった。
αは大きく5世代に分けられ、かの有名なα-7000に始まり、宇宙ステーションに搭載されたα-8700i、世界最速シャッタースピードのα-9xi、でっかいフラッシュ付きのα-807si、、、と各時代を彩ってきた(と思う)名機たちの後継、そしてAFフィルム一眼レフの完成形として満を持して登場したのがα-9やα-7といった5世代αなのである。
特徴
ミノルタは、ずっと「ハイアマチュア機を先に売り出して、反応を様子見をしてからプロ機や諸々を出す」というようにラインナップを増やしていった。α-7000の場合も例に漏れない。しかし、5世代αの場合は違った。ハイアマ機であるα-7を後発にしたのだ。
そのため、先発のプロ機であるα-9よりも高性能であると言える部分が少なからずある。
α-7をもってまず目につくのはこの大きな液晶だろう。ここにはたとえば、
といったように過去5枚の露出情報がすぐ表示できたりする。
かっこよすぎやしないか?
さらに、
光ルンです!!
暗所撮影でもわかりやすく快適に撮影できる。
これはα-9にはない唯一の特徴だ。
肩の液晶は、撮影中はf値・シャッタースピードを、電源オフ時は撮影枚数を表示してくれる。撮影者過保護と言わんばかりの親切設計である。
さらにダイヤル操作&1ボタン1機能であることが撮影のスムーズさに拍車をかける。
ファインダーが明るくて見やすいことも特徴の一つ。MF撮影も楽しくなるくらい見やすい・明るい。
50mm f1.4なんて付けた日にはサングラス必須である。
買うときの注意
一点ほど、共通して注意してほしい部分が。
背面の画像見ていて「汚いな」と思ったそこのアナタ、そうです、そこが弱点なのよ。
加水分解といって、空気中の水分と反応してべたつく現象がどうやら起こるみたいです。なるべく水分を避けたほうが吉かもしれないですな。
無水エタノールで一応きれいにはなりますが、きれいになった面からさらに加水分解が起こるみたいで、キリがない。(べたつきがひどい場合は、それをリセットする意味で無水エタノールを使用するのはありだと思います)
まあ、多少のべたつきは受け入れて買ってくださいって感じ。
ほかの部分はいいとこだらけ。SSM(すーぱーそにっくもーたー)レンズにも対応してるし、AF速いし、、、、
中古価格10000円前後。
とはいえ、僕は6000円で出会ったし、4000円で縦位置グリップ付きのを見たこともある。価格なんてまちまちだから実際にお店に足を運ぶことをお勧めしたい。中古品買うなら特にお店で現物見たほうがいいよね。
α-7は、コレクションというよりは圧倒的実用向きカメラ。
言い足りないこともあったのであとは各自でwikiってね()
じゃあね~